ひとひらのあいコンサート

2010(平成22)年チャリティ No.23 ひとひらのあいコンサート

冬のひと日をあたたかく

　猛暑－短い秋－と、季節変調の年でしたが、師走ともなれば、葉を落とした木立のシルエットが冬日を飾っています。
　年末のご多忙の中をおいでくださいましてありがとうございます。
　今日のゲストはオーボエ奏者として活躍されている前川光世さんをお招きしました。
　時には包み込むようなやさしい木管の響きに、いやしのひとときを過ごしていただければと思います。
　今年、のぼこんは川崎市と多摩区の合唱祭、10月にはアミーチ・デル・カント≒146（片野秀俊先生傘下の合唱団の連合体）による東京芸術劇場大ホールの大舞台と、それなりに多忙な１年でした。
　来年は９回目の海外演奏旅行、そして珍しい和楽器で編成されたオーケストラとのコラボレーションのお誘いなど、また新しい経験をさせていただけそうです。
　間もなく2011年、皆様どうぞ良いお年をお迎えください。

2010年12月18日

登戸混声合唱団
団長根村道子
団員一同

プログラム

今年は例年と異なり、会場はエポック中原、そして土曜日開催となりましたが、好天に恵まれ、多くの方（約400数十名）にご来場いただき、無事終了しました。
皆様とともに楽しいひと時を過ごすことができ、団員一同、心よりお礼申し上げます。

Ⅰ．ルネッサンスの響き

Ⅱ.二人の作曲家の組曲から

Ⅲ.ゲスト演奏 “オーボエ”奏者　前川光世さん

みんなで歌いましょう　客席のみなさんと一緒に合唱　「たき火」　「好きですかわさき愛の街」

Ⅳ.たのしいクリスマスソング

恒例のキャンドルサービス　「聖夜」

ゲスト演奏 “オーボエ”奏者　前川光世さん

オーボエを丸山精三氏に師事。
国立音楽大学に在学中、東京佼成ウインドオーケストラにソロオーボエとして入団
A.リード、F.フェネル、J.バーンズ各氏から絶大な信頼を受け、多くのレコーディングを残す。
1985年　ミュンヘンに留学し、マンフレッド・クレメント氏（元バイエルン放送響、カールリヒター指揮ミュンヘンバッハ管ソロオーボエ）に師事。帰国後、復団し同年ソロで、ソロリサイタル（ピアノ：本庄玲子）　秋篠宮御前演奏（NHKホール）やオーボエと現代舞踊のコラボなど活動は多岐にわたる。
1993年　指揮者トーマス・ザンデルリンクの招聘により、大阪シンフォニカ交響楽団の首席オーボエ奏者となる。
阪神淡路大震災により帰京。2000年より在籍したオラトリオ・シンフォニカJAPANのレパートリーを更に発展させるため、2010年　夢を届けるオーケストラ「「TOKYOオラトリオ・シンフォニー」「客演指揮者：片野秀俊氏」を設立し、ソロオーボエ、代表を兼任している。オーケストラ　吹奏楽の指揮　コンクール審査員など後進の指導にもあたっている。
CD『モーツアルト：セレナード　NO.10.12』、『J.バーンズ：秋のひとりごと』や『ハチ公物語』など多数。