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ハンガリーの思い出-3 |
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６日目（5/11）
マルギッド島は全体が森に覆われた公園の島。コンクリートに痛んだ足にやさしい土の道。驚くほどの大きさの樹々。途中の公園では超ビキニの日光浴の女性も・・・。充分満足の散策でした。本当は国会議事堂傍の「ももたろうラーメン」でお昼を食べたかった私でしたが、島の中の場末レストランで我慢。この後ブダペシュトきっての繁華街「ヴァーツｲ通り」そぞろ歩きに向かった次第です。買い物をしながら２時間半くらい歩いて、ホテルに戻りましたが、今夏モンゴルへ乗馬にでかけるというMさんも楽々の散歩でした。 夜はメンバーの殆んどが、オプションのオペラへ。私は行かなかったのでどんな出し物かは数人の方から話を聞いたところでは、次から次へ人が死ぬ悲喜劇？だったようです。ところがこの夜、これまでの事件に勝るとも劣らぬ事件が起ころうとは・・・。 （その４）バス寝過ごし事件 オペラ終了後、全員バスでホテルに帰ってきたのですが、これまでの旅の疲れでしょうか、バス後方の座席でグッスリ眠ってしまったNさん。ホテルで皆は降り、運転手はNさんが残っているのに気付かず車で30分離れた車庫へ。 そして、ここでも幸運が・・・。眠りながらも周りの様子に不審を感じたnさんは、納車を終えた運転手がバスを降りようとするその寸前、目を覚ましたのでした！本人は動転しながらも運転手に自分が残っていることを伝え、その運転手のマイカーでホテルに送り届けてもらい事なきを得たと言う訳でした。 私も現役時代、小田急で乗り過ごし、何度も小田原まで行っているので、あまり他人のことをとやかく言う資格はありませんが・・・何事もなくて良かったです。 ７日目（5/12） ドナウ・ベンド(ドナウ川が大きくカーブするところに点在するハンガリー建国時の街のある地域)観光の一日。そして今回の演奏旅行の観光の最終日です。行程はブダペシュト北方55kmのエステルゴム、そこから東へドナウ川に沿ってヴィシェグラード、ドナウ川が大きく南へ下がるのに沿ってセンテンドレの３都市訪問のコースでした。エステルゴムは１０世紀末の建国初代国王イシュトヴァーンⅠ世が王宮と大聖堂を築いた街、ヴィシェグラードはその後王宮が移った街、センテンドレは１４世紀頃から商業都市として栄えた街、ハンガリーの昔を辿った一日でした。
エステルゴムの大聖堂ではドームが展望台になっていることを知った６人が、年齢を省みず挑戦、エステルゴムの街並みだけでなく、ドナウの対岸スロヴァキアの街や遠くの山並みまでの景観を楽しみました。(正直言うと、かなりキツかったです) センテンドレは旅行最後の買い物のできる街、財布に残っている現地通貨フォリントを使い果たすべく，皆は買い物散策にいそしみました。さて、ヘレンドの磁器を買った人は何人いたのでしょうか？ その夜のホテルでの夕食は、今回の旅の最後の懇談の一時、各テーブルとも旅の思い出話に華が咲いているようでした。皆様大変お疲れ様でした。 |
