登戸混声海外演奏旅行2007

閉じる		海外演奏旅行記　クロアチア・ハンガリー
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ブダペスト　歩き記 -2

船の写真はあきらめて街の中へ。この通りは、昨日聖イシュトヴァーン大聖堂の後バスで通った道です。エルジェーベト公園を過ぎると、世界遺産に登録されているアンドラーシ通りに出ます。広い道、立派な並木、両側の年代を感じさせる建物も高さが揃って落ち着いた、バランスの取れた景色。
オペラ座の前を通る頃から気になって、右折してホテルに立ち寄ることにしました。街の中にトイレがありません。カフェでお茶を飲めば貸してくれる店があるはずですが、不案内なのでホテルに立ち寄ることとしました。
　
12時過ぎに再びホテルを出て今度は東へ向かいます。昨日の朝バスが通った道を歩いて王宮のような東駅。オリエント急行も止まる駅です。昔は国王の移動もすべて鉄道。駅は街の玄関でした。やがて見えてきた市民公園に入ります。とにかく広いです。丁度代々木公園のような感じ。帰国して地図で調べてみると、代々木公園と明治神宮を合わせた面積よりももう少し広いようです。
入ってきた東南の半分には建物も無く、ところどころ子供向けの遊具が置いてある程度。ジョギングやウオーキングの人、子供づれ、子供だけといろいろな人たちがぱらぱらと見えます。歩道は殆んど舗装してあるが、芝生の上も歩けます。公園の西北の半分には大きな池があり、又いろいろの建物があり、がらりと公園の中が変わっています。

公園内に建てられたセーチェニ温泉

英雄広場　建国1000年記念碑と彫像

　
バスで横を通った動物園、サーカス、セーチェニ温泉、遊園地、建国1000年祭に作られたお城（いまは博物館）が並んでいます。公園内を歩き終わって正面に出ると、バスで案内された英雄広場。高さ３５メーターの建国1000年記念碑を中心にハンガリー独立の功労者等の彫像が並んでいます。その広場の向かって左に西洋美術館、向かって右に現代美術館が配置されています。街の中心からも近く市民の憩いの場所として素晴らしいと思いました。
　
英雄広場からアンドラーシ通りを南へ向かって歩きます。道の広さは中心部と同じですが、住宅街でしょうか。両側の建物は低くなっています。途中にコダーイ・ゾルタン記念博物館があるはずと探しながら歩きましたが、残念ながら見つかりませんでした。ゆっくり歩いてホテルに帰りついたのは２時半。約６時間のウオーキング。街の探訪とともに運動不足解消に丁度良い運動でした。
　
ブダペストの街は歩きやすかったです。季節、天候が良かったせいもありますが、人通りも少なく、楽に歩けました。
アンドラーシ通りに面している建物は、殆んどがどっしりした年月を思わせる建物で、お化粧直しか内部改造か工事中の建物も多く見受けられました。しかしアンドラーシ通りとホテルのあるラデッキー通りの間の通りに入ると、結構新しく建てた建物が目に付きました。一方、ラデッキー通りの東側に入ると随分古くなって汚くなった建物が目に付きました。古い町並みを維持していくのは大変なことと感じます。