Ｏ ５月２日（火） 快晴
モーニングコールは朝４時です。眠い目をこすって荷物を出します。忘れ物は無かったようです。真暗な道を快速で走ってマドリッド空港へ。帰りはミュンヘン，フランクフルトと２回乗り換えです。乗り換えもスムースにすませ、５月３日朝無事に成田に帰着しました。フランクフルトからの便が比較的空いていて、何人かの人が横になって寝られたのはラッキーでした。
登戸混声合唱団 海外演奏旅行 松村朋子
「今回は、ポルトガル・スペインへ行く予定」とお誘いを受けた時は、なんとしても参加させていただきたいと思いました。イタリア旅行時のアッシジ、ペザロ、ドイツ旅行時のリューベックの美しい街並み、ザルツブルクの大聖堂での響き、などが甦り全身が熱くなってしまいました。
だが、しかし、最近歩行もおぼつかない足を引きずって果たして皆様に迷惑かけるのではないか、直前にある演奏会後、動けなくなるのではなかろうか、など私は相当迷いがあったのです。皆様の暖かいお気持ちに甘え支えられ、参加させていただけて幸せでした。
リスボンでのジェロニモス修道院での演奏会、グラナダでの演奏会、これだけは、しっかりやらねばと自分に言い聞かせていたので、そこまでの旅程はうわの空のようであまりはっきり印象に残っていないのです。
古都コルドバのメスキータ、マドリッドまでのスペインＡＶＥの車窓からの眺めあたりからワクワクする旅の興奮が高まりました。マドリッド近郊セゴビアではローマ時代の水道橋が青空にそびえたちその間を若い燕が飛び交う風景が印象的でした。現地ガイドのおばさんとタクシーで坂の上のアルカーサル離宮まで皆さんと別行動で行かせていただき、下りも又タクシーでした。代金は勿論私が支払ったのですよ。
ガイドのおばさん（名前は聞いたけど忘れたのです）と仲良くなり，年は６３才で母親の介護でお金がいるので･･･などと言い、今日は貴女と一緒で歩かなくてすんでラッキーと握手し、午後のトレドもお願いなどとお互いに約束した次第です。チャッカリした元気な現地ガイドさんでした。おかげ様で私も楽しかったです。
海外旅行に誘っていただき多くの「のぼこん」友人が与えられ、いろんな場面でお目にかかれ、私の人生の輪が又広がりました。片野先生、井熊先生、そしてご一緒させていただいた皆様、心から御礼申し上げます。
有難うございました。又、行けたらいいなー！。
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大変実り多い演奏旅行でした。片野先生･井熊先生、そしていろいろと準備をされた根村さんに厚く御礼申し上げます。そして今回の旅行も参加した皆さんが団体旅行のルールを守って行動され、スムースに廻れたこと有難く感謝しております。
その中でも特に岡田さんが、終始 「VOICE SPACE “NOVO”」の団旗を持ち、一行の最後について残る人がいないかを確認して歩いて頂けたこと、大変に有難く厚く御礼申し上げます。
（完）
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| 写真：細野文夫 本文・編集：山吉一成 |
| 2006年6月18日 登戸混声合唱団 |
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