閉じる 海外演奏旅行記　台湾　台北市
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近くて  暖かくて  親しい国  台湾
団長代行  山吉一成    

今年も感激でした。
目指す教会の入口に着いた時、出迎えに大勢の女性が並んでいて、その女性から一人一人色鮮やかなレイを首に掛けてもらった時のオドロキは今も忘れられません。入口横に掲げられていた大きなポスター（看板ですね）。　お茶とお菓子・果物の接待。教会の牧師さんが先頭に立っての温かい歓迎でした。教会でその聖歌隊との演奏会ということで少し堅苦しさを予想していましたが、すっかり和んだ感じになりました。
教会の聖堂を埋めた聴衆を前に、どちらもしっかり歌いました。親善演奏会はコンクールと違って、上手・下手よりも気持ちと心です。私たちも一生懸命歌いましたが、大安教会の方々も心を込めた熱唱でした。歌に対するお互いの気持ちが聴衆に伝わった拍手でした。

演奏会後の懇親会での心遣いも行き届いていました。テーブルごとに日本語を話せる方がちゃんと配置されていて、座を取り持って下さいます。そして演奏会の最後に届いた「合同撮影」をプリントした「のぼり」！！
羅牧師、大安教会の方々、蔡さんをはじめお世話頂いた方々どうも有難うございました。
    片野先生         羅牧師    山吉    蔡さん

「音楽は国境を越えて、人の心をつなぐ」
今回も実感しました。私たちの受けた印象も強いものでしたが、台湾の方々もしっかりと感じて頂いていたと思います。教会関係の方は、私たちがこの演奏会を主目的として台湾へ来たこと（観光のついでというのでないこと）、練習の時間を当初予定から１時間繰り上げて、４時から始めて発声練習を含めてたっぷり２時間リハーサルをしたことなどに、私たちの合唱に対する思いをしっかりと受け止めて頂いたようです。又年配の方々が、日本の歌をとても喜んで聴いて頂いたこと。ささやかながら、国際交流の一石となったと信じています。

今回は、出発間際に根村団長が急病で不参加というアクシデントがありましたが、予定通りに無事全日程を終えることが出来ました。片野先生・木村先生、色々お世話いただいた方、そして心のこもった演奏をし、又終始協力的に行動された団員の方々どうも有難うございました。
台湾。矢張りヨーロッパと違いますね。街の中の看板みんな漢字。日本語で通ずることも多く、人々の気持ちも温かい。　近くて、暖かくて、親切な台湾。　また行きましょう。
すてきな旅でよかったね！
団長  根村道子   

出発を３日後にひかえ、参加者全員の念入りなチェックも終え、あとは自分の荷物を揃えるだけとなってひと安心―――。

と思ったら、翌朝目覚めると「なに!?　これ!?」　頭を動かしても、手を動かしても、全身に激痛が走り、身体を動かすことが出来ません。病院では、救急病室、原因はわからないながら、もちろん旅行はドクターストップ。
（ストップされなくても身動きできません）
突然全権を渡された山吉さんこそいい迷惑だったでしょうけれど、山吉さんはこの演奏旅行は７回目のベテラン。のぼこんのメンバーもベテラン。そして参加の皆様も全員リピーター。安心の材料は揃っていました。

帰京した皆様からTELやお手紙を　いただいて、一様にとても楽しかったとのこと、メデタシ、メデタシでした。外部参加の皆さま、お誘いしておきながら　肝心の私がこんなことになって、本当に申し訳ありません。

台湾からTELいただくなどご心配くださった片野先生始め、木村先生、のぼこんのメンバーに心からお詫びと御礼を申し上げます。それにしても山吉さんがいらしたから無事にいい旅が出来たと思います。本当にお疲れ様でした。