ｏ ５月７日（月）pm
ザグレブからリエカへのバスは約３時間。始めの半分ほどは平坦な平野ですが畑は少ないようです。後半は山岳地域。地図を見ると最高峰は1,500mくらいあるようです。随分高いところから海が見えてきました。バスの中から歓声が上がります。青い海の中に島がいくつも。クロアチアが誇る青い海とその中の島々。素晴らしい景色です。川に沿った急な坂道をバスは降りてリエカ市内に入ります。目抜き通りは人でいっぱい。ザグレブの市内にも大勢の人たちがカフェのテラスや「青果市場」にいましたが、月曜日の昼間なのにのんびりとそぞろ歩いている人がこんなに多いのとは？ 観光客か？シルバーか？
ホテルに着くと、市長以下市の関係者の方々が先に着いていて迎えてくれました。部屋へ入り、急いで支度をして会場へ。ホテルからは数分の距離です。近いけれど急な階段を登るのは、舞台衣装の長いスカートをはいた女性にはとてもきつい歩行。バスでと思いますが、狭い市内をずっと大回りをするためにどれだけ時間がかかるか分からないとのことでした。
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| リエカ着 ホテルの前で市長一行と |
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| 会場の海洋歴史博物館（旧知事公舎） |
会場の海洋歴史博物館（旧知事公邸）は大理石の立派な建物。ホールに入って早速リハーサル開始。朝からの観光･バス旅行の連続の疲れで声が出ません。「ほたる」をやり直しているうちに、合同練習の時間。リエカの合唱団の人たちは体格が立派で声も大きい。つい負けじと声を張り上げて反省。リエカの合唱団の練習の間に女声は「ほたる」の自主練習。漸く気合が入ってきました。
19:30開演。姉妹都市提携３０周年記念行事とあって、両市長や白川クロアチ駐在日本大使の紹介があったのち演奏開始となります。始めは登混側。休み無しの連続演奏です。なんとか無難に終りました。次はリエカの Jeka Primorja が3曲歌いました。元気の良い声です。記念行事とあって、１００人ほどの観客からどちらにも温かい拍手が送られました。最後は合同演奏。今度は周りの声を聴きながら、「U boj」 と 「さくら」を気持ちよくハモッてきました。
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| 提携３０周年記念演奏会 |
終演後は交歓会。Korzo通りにある市の建物のホールにパーティの準備がされていました。両市長出席のパーティだけあって、ワインも料理も豊富。クロアチアの人たちは英語をしゃべる人が多いので、わりかた交流が図られました。プレゼントは小さいテーブルの上において、先方の人が持っていく方式だったので、余り交流になりませんでしたが、パーティの最後に Jeka Primorjaの人たちが並んで歌いだしました。こちらもお返しに、「遥かな友に」と「花」を歌い、交歓会を盛り上げて終りました。阿部市長出席の３０周年の記念行事として、大成功だったようで気持ちよくホテルに戻りました。
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| リエカ市長 根村団長 阿部川崎市長 |
Jeka Primoria指揮者・マネージャと一緒に |
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