片野秀俊

合唱曲出版
           合 唱 曲 名            作詞・作曲・編曲・監修
女声合唱とピアノによる日本の歌「郷愁に寄せて」
編曲:佐藤亮子/監修:片野秀俊
「見上げてごらん夜の星を」
永六輔詞・いずみたく曲/編曲:片野秀俊
「ふるさとは今も変わらず」
新沼謙治/合唱編曲:片野秀俊
女声合唱とピアノによる日本の歌「四季を綴る」
編曲:佐藤亮子/監修:片野秀俊
女声合唱愛唱歌集「歌のブーケ」
全日本合唱連盟 編集長:片野秀俊
女声合唱とピアノによる日本の歌「郷愁に寄せて」
編曲:佐藤亮子 /監修:片野秀俊   出版:音楽之友社

曲目一覧
1.どこかで春が(4'35")
2.浜千鳥(6'08")
3.みかんの花咲く丘(4'50")
4.月の沙漠(6'17")
5.夕焼小焼(3'58")

 女声合唱とピアノによる日本の歌『四季を綴る』の第2弾。前作『四季を綴る』は、文部省唱歌などを女声3部合唱に編曲した作品集で、演奏会にちょうど良い難易度と編曲センスにより、好評で版を重ねている。
 本作『郷愁に寄せて』は、主に大正から昭和にかけての童謡5曲を女声3部合唱に編曲した作品集。
 佐藤亮子編曲・片野秀俊監修による『四季を綴る』の姉妹編としてふさわしい魅力を放っている。
 [難易度]初級~中級 [対象]一般合唱団
見上げてごらん夜の星を
作詞:永 六輔 作曲:いずみたく 合唱編曲:片野秀俊、佐藤亮子
混声4部 女声3部

*** 初 演 ***
2016年12月23日
多摩市民館 大ホール
チャリティNo.29 ひとひらのあいコンサート
指揮/片野秀俊 ピアノ/井熊康子
演奏/登戸混声合唱団



出版:ELEVATO EMG4-0020
混声4部合唱
(ソプラノ・アルト・テノール・バス)
/ ピアノ伴奏
出版:ELEVATO EMF3-0021
女声3部合唱
(ソプラノ・メゾソプラノ・アルト)
/ ピアノ伴奏
 1963年に坂本九が発表し、大ヒットとなった曲です。この曲は元々、高度経済成長期に集団就職で上京した当時の若者たちを描いたミュージカルの主題歌でした。
 苦しい時は星空を見上げ、故郷を想う若者の心情が込められたこの歌は、今でも多くの人々に愛され続けています。
 シンプルながらアレンジャーの腕の光る名アレンジです。
ふるさとは今もかわらず
作詞・作曲:新沼謙治  合唱編曲:片野秀俊
混声4部 女声3部
出版:ELEVATO
混声4部合唱
(ソプラノ・アルト・テノール・バス)
/ ピアノ伴奏
出版:ELEVATO
女声3部合唱
(ソプラノ・メゾソプラノ・アルト)
/ ピアノ伴奏

*** 初 演 ***
2015年7月25日
浜離宮朝日ホール
忘れない2011.3.11 東日本大震災
福島復興祈念チャリティコンサート
(福島県出身指揮者4名による)
指揮/片野秀俊 ピアノ/木村裕平
演奏/登戸混声合唱団と仲間たち

*** 初 演 ***
2014年2月1日
古賀政男音楽博物館 けやきホール
<レディース・コア翠 First Concert>
指揮/片野秀俊 ピアノ/木村裕平
演奏/レディース・コア翠


 新沼謙治が2012年に発売した話題曲です。東日本大震災によって甚大な被害を受けた、新沼氏の故郷・岩手県大船渡市。
 そして、その半年後に自身の妻の死。大きな悲しみを乗り越え、「ふるさと」の明るい未来と復興を願い、この曲は作られました。 演歌歌手が手がけた楽曲としては異例のヒット曲で、今日も多くの人々を励ましている楽曲です。

女声合唱とピアノによる日本の歌「四季を綴る」
編曲:佐藤亮子 /監修:片野秀俊   出版:音楽之友社

曲目一覧
1.早春賦(ca.2'35")
2.さくら(ca.2'50")
3.朧月夜(ca.3'00")
4.われは海の子(ca.1'50")
5.海(ca.2'40")
6.虫のこえ(ca.1'25")
7.野菊(ca.1'55")
8.里の秋(ca.3'05")
9.雪(ca.1'15")
10.スキーの歌(ca.2'25")
11.冬景色(ca.3'10")

 日本人の心に溶け込んだ唱歌や童謡の名作11曲をピアノ伴奏付女声合唱に編曲した曲集。
 編曲にあたっては、旋律の素朴な味わいや佳さを生かすこと、また幅広い世代に演奏されることを願い、合唱の難易度をなるべく平易にしてピアノ伴奏によって色合いを深めることが意識されている。
 あたたく充実した歌の響きと流麗なピアノによって生み出される音楽は“懐かしさ”を超えた魅力を放ち、現代の自然な感覚にとどくもの。各曲は春夏秋冬の順に配され、演奏会の1ステージとしての演奏効果も高い。
 [難易度]初級~中級 [対象]一般合唱団

女声合唱愛唱歌集「歌のブーケ」
編集長:片野秀俊   出版:全日本合唱連盟

曲 目
花の街 …………………………………………… 江間章子詩/團伊玖磨曲
花 ………………………………………………… 武島羽衣詩/瀧廉太郎曲
冬の夜 ………………………………………… 文部省唱歌/萩原英彦編曲
故郷 …………………………… 高野辰之詩/岡野貞一曲/萩原英彦編曲
紅葉 …………………………… 高野辰之詩/岡野貞一曲/萩原英彦編曲
朧月夜 ………………………… 高野辰之詩/岡野貞一曲/佐藤亮子編曲
椰子の実 ………………………………………… 島崎藤村詩/大中寅二曲
赤とんぼ ……………………… 三木露風詩/山田耕筰曲/林雄一郎編曲
浜辺の歌 …………………………… 林古渓詩/成田為三曲/編曲者不詳
早春賦 ………………………… 吉丸一昌詩/中田 章曲/平吉毅州編曲
砂山 …………………………… 北原白秋詩/中山晋平曲/増田順平編曲
夏の思い出 ……………………………………… 江間章子詩/中田喜直曲
雪の降るまちを ………………………………… 内村直也詩/中田喜直曲
あの素晴しい愛をもう一度 ……  北山 修詩/加藤和彦曲/土屋公平編曲
四季の歌 …………………………… 荒木とよひさ詩・曲/寺島尚彦編曲
今日の日はさようなら………………………金子詔一詩・曲/寺島尚彦編曲
さびしいカシの木 ………………………… やなせたかし詩/木下牧子曲
ひまわりの風 ………………………………… 中村千榮子詩/石井 歓曲
                                     発刊にあたり
 このたび全日本合唱連盟から女声合唱愛唱歌集「うたのブーケ」を刊行することとなりました。
  全日 本おかあさんコーラス大会も今年で33回を迎え、女声合唱の世界はますます隆盛の一途をたどってい ます。しかし、たとえば大会の選考を待つ間や、おなじみのザ・パーティーなど、たくさんの合唱団が 集まったときに、いっしょにすぐ歌える曲が少ないのが女声合唱団の残念なところです。強いて挙げれ ば「夏の思い出」くらい…。
 一方、男声合唱には、全国の愛好家の誰も一緒にがすぐ歌える曲がたくさ んあります。「いざ立て戦人よ」をはじめ「ウ・ボイ」「月光とピエロ」「雨」「はるかな友に」等々、きりがないほどです。
 そこで、長年の夢をかなえるべく、今回満を持してこの曲集を世に送り出すことに なりました。

 いわゆる「女声愛唱曲集」と呼ばれるものは実に数多く出版されていますが、残念なことにハーモニー が単純すぎたり、逆に難しすぎたり、ピアノ伴奏が魅力的でなかったり、曲自体が親しみにくいものも あり、一冊の中の曲がすべて楽しい編集のものは、あまり見当たりません。
 そこで今回は、日頃現場で 指導に携わっている指揮者である編集委員がそれらの多くの曲集を吟味し、できる限りシンプルで歌い やすく、かつハーモニーも充分楽しめて、テイストに富み、ピアノ伴奏も美しいものを採用しました。

 したがって、オリジナルの合唱曲もありますが、より歌いがいのあるアレンジのものがあれば、そちらを採用させていただきました。曲目はおなじみのものが多いと思いますが、昨今の若者たちには忘れ られかけた日本の音楽の宝、財産ともいえる童謡・唱歌の珠玉の名曲など、次世代にもいつまでも歌い 継がれていってほしいものばかりです。合唱団のコンサートステージのひとつにも、またアンコールに もご使用いただけるものと思います。

 全国の女声合唱団が一同に会して歌える愛唱曲集の誕生です。女声合唱団が数多く集まる大会の折な ど、皆さんがこの曲集を片手に次々と歌ってくださったら幸せです。

平成22年(2010年)5月
(社)全日本合唱連盟フェスティバル委員会 委員長   片野 秀俊

女声合唱愛唱歌集「歌のブーケ第2集」
出版:全日本合唱連盟

曲 目
 あなたと わたしと 花たちと      (峯陽詩/小林秀雄曲)
 花のまわりで      (江間章子詩/大津三郎曲/岡本敏明編)
 夢みたものは……          (立原道造詩/木下牧子曲)
 きみ歌えよ            (谷川俊太郎詩/信長貴富曲)
 ゆりかご                  (平井康三郎詩曲)
 麦藁帽子               (立原道造詩/三善晃曲)
 ちいさい秋みつけた      (サトウハチロー詩/中田喜直曲)
 くも                (村上ひでお詩/湯山昭曲)
 夕焼け                (牛尾良子詩/松下耕曲)
 今が美しい            (村田さち子詩/鈴木憲夫曲)
 風のなかのあなたとわたし      (中村千榮子詩/大中恩曲)
 遙かな友に                   (磯部俶詩曲)
 歌が生まれる              (なかにしあかね詩曲)
 ほたるこい              (わらべうた/小倉朗曲)
 海                 (文部省唱歌/佐藤亮子編)
 待ちぼうけ         (北原白秋詩/山田耕筰曲/林光編)
 夜明けのうた           (岩谷時子詩/いずみたく曲)
 いのちの歌     (Miyabi詩/村松崇継曲/濱﨑晋編)★新編曲
 逢えてよかったね                (小原孝詩曲)
 ゴンドラの唄         (吉井勇詩/中山晋平曲/林光編)
 翼をください      (山上路夫詩/村井邦彦曲/横山潤子編)

2010年に発行した「うたのブーケ」の続編となる「うたのブーケ第2集」を2021年5月に発行しました。
第1集は童謡・唱歌の編曲作品が主でしたが、第2集は日本を代表する作曲家のオリジナル合唱作品を中心に、「いのちの歌」の新編曲なども含む、選りすぐりの唱歌・ポップス編曲作品など全21曲収録です。

令和3年(2021年)5月
(社)全日本合唱連盟
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